だいぶ気温も上がり、春の様相が見え始めてきました。
本格的な稲作シーズンが近づく中、黒倉生産組合では3月23日に種籾の浸種 (しんしゅ)を開始しました。浸種とは、種籾を発芽させるための水分を吸収させるための作業のことをいいます。
まずは浸種のための土台を作ります。断熱材で囲いを作り、そこにブルーシートを敷いていきます。



ブルーシートを敷き終えた後、水とお湯を同時に入れて温度を調整していきます。黒倉生産組合では最初の水の温度を17.5度、2回目からは15度に設定して、浸種をします。


すでに2回水の入れ替えも行いました。今年は雪も多く、雪解けが遅いことが予想されます。田植えまでのスケジュール調整に気をつけながら、黒倉では今年も着々と準備を進めています。