今年も黒倉で、発酵食品作りが始まりました。
松之山には「まんまの味」「しょうゆの実」「山鳩みそ」という代表的な発酵食品がありますが、これらは全て黒倉で作られています。これらの発酵食品を販売しているのが、黒倉の有志で集まったお母さんグループ「山鳩グループ」。毎年この時期から仕込みを初め、約一年寝かせて味噌や醤油の実などを発酵させます。
山鳩グループの味噌作りの風景を覗いていきます。味噌作りはまず米麹を作るところから始まります。
米麹ができた後は、大豆と混ぜ合わせていきます。
丸めた状態で約一年寝かせて、発酵させることで、美味しい味噌が出来上がります。
豪雪地帯の松之山では、厳しい冬を乗り切るために保存食は不可欠でした。今でもこうして昔からの保存食の知恵は受け継がれています。松之山の食料品店やお土産屋さんなどで購入できます。ぜひ雪国の知恵である松之山の発酵食品をご賞味ください。